しろうさは、前回オオワシやクマタカを観察した知和ウェットランドへもう1回行ってきました。
今日は、クマタカの飛翔が狙いでした。
前と同じように周りを歩いていると、ミコアイサやベニマシコなど多くの野鳥が迎えてくれました。
いろいろな鳥を観察しながら歩いていくと、遠くにサギやカワウなどの群れがいました。
そして、その中に1羽だけくちばしがとても長く白い鳥がいました。
この鳥がしろうさの方を向くと、くちばしはヘラのような形をしていました。
この鳥こそ、日本で極めてまれに渡来する珍鳥ヘラサギです。
クロツラヘラサギと違い、目の周りが黒くなかったので、見分けることができました。
しばらく観察していると、ヘラサギはくちばしを水の中に入れて上下に振り始めました。
これで魚を捕まえて食べるのです。
ヘラサギが飛んで行くときは、サギのように首を縮めて飛ぶのではなく、首を伸ばして飛んでいました。
まさかこんなレアな鳥が見れるとは思っていなかったので、嬉しかったです。
ヘラサギ ペリカン目トキ科ヘラサギ属
冬鳥として極少数が渡来する。
特に広島県での観察例は極めて少ない。
くちばしを左右に振り、魚やエビなどを捕食する。