静かに見据える森の王クマタカ

留鳥

知和ウェットランドへオオワシを観に行きました。

とても広大な湿地で、たくさんの水鳥がいましたが、オオワシはいませんでした。

全体を見渡せるように周辺を歩いていると、カルガモやオオバン、そして山の小鳥たちが一斉に飛び去って行きました。

何事だ!と思うと同時に、大きな鳥が山から飛び出していきました。

ゆっくり歩いて辺りを見回してみると、大きな鳥が木々の間に見えました!

双眼鏡で見たその鳥は、森の王クマタカでした!

とても大きく、迫力がありました。

クマタカは、こちらをじっと睨んでいましたが、しばらくして森の中へ消えていきました。

一瞬の出来事でしたが、しろうさはその間に4枚も写真を撮りました。

絶滅危惧種のクマタカがとても近くで見ることができたので、びっくりしました。

クマタカはふつう高木のてっぺんにとまっていることが多いので、うれしかったです。

水鳥たちが一斉に逃げたのは、クマタカが近くに来たからだったのです!

そして、山にとまったオオワシを撮ろうとしていると、クマタカがⅤ字飛翔で威嚇していました。

幅広い翼と特徴的な飛び方でクマタカだとわかりました。

絶滅危惧種のクマタカを2回も観れたので、よかったです!

クマタカ

日本全国に分布。

イヌワシと並ぶ日本の大型猛禽類。

推定生息数は1800羽。

哺乳類、鳥類、爬虫類などを捕食する。

絶滅危惧種。

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